お身体が不自由な方のための配慮
ご高齢の方や障がいをお持ちの方など、お身体が不自由な方のなかには、「移動に車いすが必要なため、通院できる歯科医院が限られてしまう」という方や、「通院自体が困難で、満足に治療を受けられない」という方がたくさんいらっしゃいます。
お身体が不自由な方の90%以上が、何らかの歯科治療を必要としているとされていますが、そのような方が適切な歯科治療を受けられるよう、当院ではバリアフリーや訪問治療に取り組んでいます。
口が健康であれば全身の健康が守られ、いきいきと過ごせるようになります。
「身体が不自由だから」と治療を諦めず、ぜひ当院にご相談ください。
バリアフリー設計
当院は、入り口にスロープを設けるなど、車いすの方でも通院しやすいようバリアフリー設計となっています。
洗面所も車いすで利用できるよう十分な広さを確保しており、付き添いの方がいらっしゃる場合でも、窮屈さを感じずに移動していただけます。
「バリアフリーの歯科医院がみつからなくて、通院するのに一苦労だった」という方も、通院のストレスを大幅に軽減でき、快適に通院していただけます。
訪問治療とは
『訪問治療』は、ご高齢の方や障がいをお持ちの方など、歯科医院への通院が困難な方に対して、歯科医師・衛生士がご自宅や病院・施設などにお伺いして歯科治療行なうことです。
主に、虫歯治療、歯周病治療、入れ歯の作製・調整、口腔ケア、口腔リハビリ、検診などを行なうことができます。
歯科医師、歯科衛生士が機器お持ちするので、ご自宅や病院・施設などにいながら、歯科医院と同等の治療を受けていただけます。
口腔ケアの必要性
現在、ご高齢の方や障がいをお持ちの方の90%以上が、何らかの歯科治療を必要としているといわれています。
また、治療内容の多くを、入れ歯の作製・調整が占めています。
入れ歯を必要とされる方は、当然歯を失っているわけですが、歯を失う原因の第一位は歯周病です。
つまり、歯周病にならなければ歯を失わずにすみ、入れ歯を使う必要もありません。そのためにも、口の中の衛生状態を保つための基本的な口腔ケアが必要なのです。
口腔ケアを怠ると、誤嚥性肺炎になる危険性があります。
誤嚥性肺炎はご高齢の方に多い病気で、口の中の細菌が気管に入ることで発症します。口の中の衛生状態が失われ、かつ体力が低下している方は、食べ物のかすなどが気管に入りやすくなります。それにより細菌感染が起きやすくなり、肺炎を発症してしまうのです。
そのほか、口臭や義歯性口内炎(入れ歯が粘膜を継続的に圧迫して炎症が起きること)を予防するためにも、口腔ケアが必要となります。
健康でいきいきと過ごすためには
口の健康維持が大切です。
ご家族に訪問治療が必要と思われた方は、
お気軽にお問い合わせください。